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原因となる振動工具の使用を中止すること。寒冷の曝露(ばくろ)を避けるよう下着、靴下、手袋などの衣類に注意を払い保温に努めること。禁煙など日常生活の中で自己管理をすることが最も大切です。
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理学療法として、ホットパック、運動浴、パラフィン浴、レーザー治療、超短波治療などがあります。
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薬物療法には、一般的に末梢血管拡張剤が使われますが、ほかに筋弛緩(ちかん)剤、ビタミン剤、消炎鎮痛剤なども使われます。ご相談の最後にありました痛み止めの坐薬のことですが、通常は1日1〜2回使用します。しかし、長期の使用により副作用が出現することもありますので、主治医の注意を守って使用し、異常を感じた時は早めに診察を受けるようにしてください。
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外科的療法には、交感神経ブロック、交感神経遮断術、関節障害・神経障害に対する手術があります。
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